2005 Fiscal Year Annual Research Report
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15500422
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Research Institution | Japan Women's College of Physical Education |
Principal Investigator |
片岡 洵子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (60070603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂本 和義 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (40017398)
板倉 直明 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (30223069)
早弓 惇 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (30060750)
寺山 喜久 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (20123101)
北川 幸夫 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (30169859)
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Keywords | 呼吸法 / 中高年者 / 心拍数 / 血圧 / 骨密度 / 射撃 / 柔軟性 / 重心 |
Research Abstract |
1.中高年者を対象とした呼吸法体操の実践とその継続 呼吸法運動実施は週1回、約1時間半のスケジュールで5年以上継続しており、2006年3月現在も続行している。呼吸法体操は実質約1時間、前後に測定時間やウォーミングアップやクーリングダウンがあるのでそれらを含めると約1時間半の実施所要時間となる。呼吸法の効果も心拍数、血圧、骨密度などの各種生体機能測定を継続して行っている。その成果をスポーツ教育学会で発表した。 また、詳細データを含んだ結果を本報告書に掲載した(呼吸法運動が身体へ及ぼす影響-自主講座呼吸法教室からの実践報告-)。 2.呼吸法がこころに及ぼす影響については、座学の授業前に座位姿勢のまま呼吸法を導引することによって、授業のウォーミングアップとして行ってきた。その効果や反応について、533名の学生を対象としてアンケート調査を行い、その結果を本報告書に掲載した(授業前に行う呼吸法の実施とその効果について-心を落ち着けて授業に向かうために-)。 3.バランス保持における呼吸法の導入効果について、熟練した舞踊家と非トレーニング群の被験者について、呼吸法でリラックスした後のバランス効果の比較実験を行い、本報告書に論文(呼吸法による立位保持時の重心変動量への影響について)を掲載した。 4.運動と呼吸に関しては、水泳、体操、ダンスについて、スペシャリストの観点からの報告をした。 5.ヨーロッパの国際スポーツセミナーにおいては、1998年以来毎年講師として呼吸法のティーチングを行って来ているが、2004年はフィンランド、2003、2005年はエストニアでの国際スポーツセミナーに参加し、呼吸法の効果の報告と呼吸法のティーチングを行った。 6、その他、射撃の神様ラニーバッシャムの発射時の呼吸、脈波の記録分析、デジタル射撃と呼吸、呼吸の文献研究を行った。
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Research Products
(2 results)