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2004 Fiscal Year Annual Research Report

リアルタイムの画像解析によるスカウティング分析の試み

Research Project

Project/Area Number 15500445
Research InstitutionHIROSHIMA UNIVERSITY

Principal Investigator

橋原 孝博  広島大学, 総合科学部, 助教授 (00198665)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐賀野 健  呉工業高等専門学校, 講師 (80311075)
Keywords偵察 / プログラミング / バレーボール / コンビネーション攻撃
Research Abstract

Visual Basicによりバレーボールのコンビネーション攻撃用偵察プログラムを考案した。主としてマウスをクリックしながら分析する方法を採用しているので,特別に訓練を積んだスコアラーに頼んで分析してもらうようなことをしなくても,ある程度パソコンが操作できる人であれば自分でスカウティング分析ができる。
操作手順は,分析に先立って,登録選手の入力,出場選手の設定,リベロと交代する選手の設定等の準備を整える。分析項目は,アタック技能を4段階評価して選手別およびローテーション別に統計処理した。またバレーボールコートの任意の位置を目測座標検出して得られた位置データを使用して,コンビ攻撃の打球位置および攻撃パターンを算出した。このような位置の分析は,Data Volleyのエリア単位の位置分析においては求めることができなかった位置情報である。ノートパソコンのスクリーン上で分析作業と結果の表示を同時進行しながら行う。マウスの代わりにタブレットペンを使用すれば分析作業は更に早くなる。
本プログラムを使用して,2003年ワールドカップ男子大会の日本対Serbia & Montenegro戦を撮影したビデオを再生しながら,Serbia & Montenegroチームの偵察をした。録画テープを再生しながら分析すれば,詳細なスカウティングデータを揃えることができる。そしてこのようなデータは,次回対戦に備えた相手対応の準備として役に立つ。一方,本研究のスカウティング分析では分析項目別に分担してデータ収集する方法を採用しているが,分析対象をサーブレシーブからの攻防に絞ってデータ収集すれば,スコアラーの作業負担が更に軽減されて,リアルタイムでのスカウティング分析も可能になる。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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