2003 Fiscal Year Annual Research Report
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15500471
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| Research Institution | Utsunomiya University |
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Principal Investigator |
和唐 正勝 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (80107010)
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| Keywords | エイズ教育 / リスク認識 / リスクコミュニケーション / 教材開発 / 教材・教具 |
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| Research Abstract |
本研究は、エイズ教育の新たな局面に対応するために、1 従来開発されているわが国や諸外国のエイズ教育のための教材・教具を分析・検討し、「リスク認識」形成のために教材・教具が具備すべき要因を解明すると共に、2 わが国の児童・生徒のもつエイズに関するリスク認識の構造を調査で明らかにし、3 調査で明らかとなった児童・生徒のリスク認識の実態をふまえて、「リスク認識形成」のた晦の授業書の開発を行い、4 その授業書の有効性を実験授業を通して実証的に明らかにすることで、エイズのリスク認識形成のための典型教材の創出を意図するものである。
本年度は、1 従来開発されているわが国のエイズ教育に関する教材・教具の収集と情報の収集を、日本学校保健会や教材研究会及び日本教育保健学会などにおいて実施するとともに、その一部をパーソナルコンピュータに映像として保存した。また、英国のエイズ教育の教材・教具を調査するために、英国保健省(Department of Health)及び健康開発局(Health Development Agency)を訪問し、英国のエイズ教育及びエイズのリスクコミュニケーションに関わる資料及び情報の収集を行った。
2 児童・生徒のエイズについての知識及びそのリスク認識の構造とその間題点を明らかにするために、中学生を対象に質問紙法による調査を実施し、パーソナルコンピュータでその集計及び統計処理を行った。
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