2003 Fiscal Year Annual Research Report
成長期における運動経験の有無が月経状態に及ぼす影響
Project/Area Number |
15500489
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Research Institution | Aichi Prefectural University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
石垣 享 愛知県立芸術大学, 美術学部, 講師 (60347391)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻田 純三 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (30104235)
小山 勝弘 山梨大学, 教育人間科学部, 助教授 (30313779)
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Keywords | 月経異常 / 身体組成 / 骨密度 / 摂食態度 |
Research Abstract |
本研究の目的である月経異常と身体組成および形態の関連を、女子大学生および高校生を対象に実施した。全測定人数は、237名であった。女子大学生においては、スポーツ実施状況に関わらず続発性無月経の発症者は一人もおらず、正常周期者が100名、月経周期異常者が27名であった。女子高校生においては、日々激しいトレーニングを実施している新体操および空手選手(21名)と一般高校生(77名)を対象に調査を実施したスポーツ選手では、続発性無月経(3名)、未経(2名)および月経周期異常(10名)が確認されたが、全体から考えると少数であった。一般高校生に関しては、52名が規則的な月経周期を有し、不規則であるものは25名であった。したがって、スポーツ群以外で続発性無月経の被験者を発見することはできなかった。よって、16年度も引き続き測定を行うことで、発見することに努めたい。 なお今年度の成果を以下で発表および発表が決定している。 1.「高校新体操選手の摂食態度異常と身体的および血液生化学的特徴」.第58回体力医学会,静岡,2003年9月19-21日 2.「女子高校生運動選手の摂食態度が月経周期、骨密度に及ぼす影響」.第2回発育発達学会,愛知,2004年3月27-28日 3."Body composition, bone mineral density, and eating attitude in poor physical active young women". The 9th Annual ECSS Congress, Clermont-Ferrand, 3-6 July 2004. 4."SEASONAL VARIATIONS OF PHYSICAL AND BLOOD PROFILES, NUTRITION AND EATING ATTITUDE IN HIGH SCHOOL RHYTHMIC GYMNASTIC ATHLETES", The 2004 Pre-Olympic Congress, Thessaloniki, Greece, 6-11 August 2004.
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