2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15510227
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
中山 文 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (30217939)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
成田 靜香 関西学院大学, 文学部, 教授 (00237603)
野村 鮎子 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (60288660)
濱田 麻矢 神戸大学, 文学部, 助教授 (90293951)
西川 真子 名古屋外国語大学, 外国語学部, 助教授 (80319384)
松尾 肇子 愛知大学, 現代中国学部, 助教授 (20202319)
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Keywords | 中国文化 / ジェンダー研究 / フェミニズム / 女性演劇 / 越劇 / 宝塚 / 女子教育 / 女性の身体 |
Research Abstract |
今年度の研究は、(1)研究会、(2)国際シンポジウムの開催、(3)東京の中国女性史研究会との交流会の実施、(4)中国女性史関連図書の蒐集、(5)報告書作成の5つに分けられる。 (1)研究会 中国のジェンダーおよびフェミニズムの問題を討論するための研究会を合計5回(5年5月7日、7月23日、10月29日〜30日、1月7日、3月4日)開催した。そのうち、3月4日の研究会は公開講演会「台湾社会とジェンダー研究」として、奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センターとの共催で、林維紅氏(台湾大学「婦女研究室」主任)および蕭嫣嫣氏(清華大学「ジェンダーと社会研究室」主任)を講師にむかえて実施した。 (2)日中国際シンポジウムの主催 6月25日〜26日に「男らしさ・女らしさの作り方-越劇と宝塚」と題する、日中女性演劇の比較のシンポジウムを神戸にて開催し、中国からは越劇を中心に、女性演劇に携わる女性監督や女優計6名を招聘した。 (3)東京の中国女性史研究会との交流会 昨年度、東京の上智大学で一回目の交流会を開催。2回目にあたる本年度は、「女子教育と女性の身体観・スポーツ観」をテーマに、10月29日〜30日、奈良にて開催した。 (4)中国女性史関連図書の蒐集 この科研費研究が開始して以来、奈良女子大学を中心に、中国女性史関連の資料図書を集中的に蒐集しており、これを今年度も継続した。奈良女子大学にこの分野での図書文献センターの役割をもたせるべく、図書の集中化を図った。 (5)報告書の作成 今年度が研究の最終年度ということもあり、研究分担者で報告書を分担執筆し、3月に発行した。
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Research Products
(6 results)