2005 Fiscal Year Annual Research Report
日本・中国における唐代の著述に関する総合目録作成のための基礎的研究
Project/Area Number |
15520234
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
孫 猛 早稲田大学, 法学学術院, 助教授 (00298093)
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Keywords | 中国文献学 / 日中文化交流史 / 中国史料学 / 唐代著述 / 奈良平安時期 / 目録 |
Research Abstract |
17年度は『日本・中国における唐代の著述に関する総合目録作成のための基礎的研究』を実施して、基本的にはもと定めた計画・方法に即して研究を進めてきた。以下がその概要と実績である。 (一)日中両国において、本研究に関する漢籍・研究資料を幅広く収集している。 (1)唐代及びその以降の中国・日本などの公私目録; (2)唐・宋代の典籍(中国の経典・史書・諸子書文集詩集・総集・地方志・墓志・石刻・敦煌文献・類書・叢書・譜牒・史料価値のある随筆など)に現れる唐代の著述に関する記述; (3)日本における唐代の著述を記録した文献; (4)日中出土古文献; (5)近代以降の学者が著した唐代の著述に関する論文・著述; (6)日本・中国(台湾中央研究院など)の関連研究データベース。 (二)収集されている著述(子部と集部の一部)の書名・真偽・流伝状況(存・佚・残・不明)と伝本・著者(生卒年・籍貫・登第・任官・主要活動など)を初歩的な考證を加えている。 (三)『新唐書』芸文志を中心に、『旧唐書』経籍志・『日本国見在書目録』・『宋史』芸文志など39種の目録などに依拠しつつ、『敦煌遺書総目』なども参考としながら、『総目(草案)』(子部)の作成を行っている。 (四)『総目(草案)』(經部の補充部分・史部の補充部分・子部)の原稿を専門家に意見を求めている。 (五)以上の諸作業を行いながら、調査・研究に基づいて、成果として、年度間、論文を1点発表した。発表予定論文は1点(『域外漢学研究集刊』第2号/中国南京大学域外漢学研究所/約10万字)
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Research Products
(1 results)