2003 Fiscal Year Annual Research Report
異文化コミュニケーション訓練としての英語ディベート・プログラム
Project/Area Number |
15520370
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Research Institution | Tsuda College |
Principal Investigator |
鈴木 健 津田塾大学, 学芸学部, 助教授 (40226527)
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Keywords | ディベート / 異文化コミュニケーション / カルチュラル・パフォーマンス / 問題解決能力 / 日常言語と論理 / 帝国 |
Research Abstract |
(1)平成15年8月11日、松本茂氏(東海大学)を講師にむかえて「異文化コミュニケーション訓練としてのディベート」と題するセミナーを津田塾大学で行った。参加者は、津田塾大学、東京大学、慶応大学、立教大学、関西大学の学部。大学院生20名が参加した。募集告知は、日本ディベート協会(JDA)のHPを通じて行った。大学英語教育学会(JACET)からも東京女子大教員の木村みどり氏の参加があった。内容としては、1.日本の学校の授業、2.コミュニケーション能力を向上させる学習法、3.ディベートの捉え方、4.ディベートに必要な知識とスキルをカバーして、最後にResolved : That all students should be taught English in elementary school classes.という論題のディベートを実際に参加者に行ってもらった。 (2)平成15年12月27日、高橋雄一郎(獨協大学)を講師にむかえて「カルチュラル・パフォーマンスと帝国」と題するレクチャーを津田塾大学で受けた。ハートとネグリの著書『帝国』に関しての分析を述べてもらい、参加者からの質疑応答を行った。 (3)平成16年2月23日、デボラ・フォアマンタカノ氏(同志社大学)から「異文化コミュニケーションとしての英語ディベート、及び問題解決のコミュニケーションとしてのディベート」に関するレクチャーを京都で受けた。 (4)英語ディベートと公共のコミュニケーションに関する文献収集の目的で、カナダの議論学雑誌であるInformal Logicのバックナンバーと書籍の購入を行った。
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