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2003 Fiscal Year Annual Research Report

西園寺公望文書(書類編)の研究

Research Project

Project/Area Number 15520417
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

山崎 有恒  立命館大学, 文学部, 助教授 (00262056)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本郷 真紹  立命館大学, 文学部, 教授 (70202306)
小関 素明  立命館大学, 文学部, 助教授 (40211825)
Keywords西園寺公望 / 立憲政友会 / 元老 / 明治 / 政治 / 文書史料 / 公家 / 桂園時代
Research Abstract

本研究の目的は、立命館大学図書館の貴重書庫に所蔵されている元老西園寺公望の関係文書中、書類編の整理を行い、同時にそれら資料群について研究を行うことである。今年度は全体の目録化と一部の書類中、特にくずし字体の史料の翻刻に取り組んだ。そのために研究分担者に大学院生十数名を加えて、西園寺文書研究会を組織し、定期的に研究会を開催した。この研究会が、実質的に目録作り史料翻刻の推進母体となった。結果的に目録化は大きな分類についてはほぼ終了、来年度はより詳細な枝番について目録化を行いたい。また史料の翻刻については、今年度は機密費と行財政整理の2ブロックを中心に作業を進めたが、前者についてはすでに研究段階に入り、翻刻は終了、西園寺文書研究会においてそれら史料群を用いた研究報告がされている。後者については、まだ翻刻化が完了していないため、次年度引き続き作業を進めていきたい。
この間史料群の背景となる史実を知るために、国立国会図書館憲政史料室を中心とする東京の史資料館に数度出張を行った。現地では、書類史料の各テーマに対応する文献を調査し、文書類の収集を行ったが、これは次年度も翻刻・研究作業に付随して実施していく必要がある。また3月14日〜18日にかけて、東京晴海海員会館において集中研究会を催し、これには関東方面の研究者や東京大学大学院生数名も参加して、共同作業に取り組み情報交換を行った。
総じて、本年度は目的とする研究を順調に進めえた。本年度の作業を通じて、院生たちの史料読解能力も向上してきている。来年度はさらに実績をあげられるように努力したい。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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