2004 Fiscal Year Annual Research Report
1990年代の産業空洞化と地域経済の再編成-北関東地域の電子産業を中心として-
Project/Area Number |
15530203
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Research Institution | Sano college |
Principal Investigator |
須江 國雄 佐野短期大学, 経営情報科, 教授 (20226393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 広明 嘉悦大学短期大学部, 経営情報学科, 教授 (20210932)
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Keywords | 最新アメリカ経済の現状 / 世界の半導体市場の動向 / アメリカ半導体市場の動向 / 北米日系製造業の経営実態 / シリコンバレー形成の歴史と大学の役割 / シリコンバレーの景況感と位置 / 今後の発展産業としてのバイオ / サンノゼ・バイオサイエンス・インキュベーター |
Research Abstract |
平成16年度は、9月8日(水)から9月20日(月)の13日間に渡米をして、現地に進出している日系製造業に関する経営実態のアンケート調査分析と、特に日系電子企業の経営実態に関する視察とヒヤリング調査を実施した。 9月8日(水)から10日(金)までは、日本貿易振興会(JETRO)ニューヨーク・センターを訪問して、最新のアメリカ経済の現況、世界の半導体市場の動向、北米日系製造業の経営実態(2003年度)についての調査研究と、ニューヨーク日本商工会議所では、日系企業に関するアンケート調査結果の資料を収集・分析し、さらに、現地の日系電子企業の代表としては、NECと東芝の現地半導体部門の担当者に会って、視察とヒヤリング調査を実施した。 9月13日(月)から15日(水)までは、日本貿易振興会(JETRO)サンフランシスコ・センターを訪問して、サンフランシスコ・ベイエリア経済の現状と今後のイノベーションに関するレクチャーとヒヤリング調査を実施した。特に、シリコンバレー形成の歴史とスタンフォード大学との関係、シリコンバレー最近の景況感、米国経済におけるシリコンバレーの位置、今後の発展産業であるバイオ関連、サンノゼ・バイオサイエンス・インキュベーターの概要、IT・バイオ等ハイテクベンチャーが成功する環境、U.S.JAPAN B I Cの概要に関する調査研究を実施した。 また、南加日系商工会議所を訪問して、日系企業の最新の動向と問題点、サンフランシスコ東芝のアメリカにおける半導体担当者からは、米国における半導体市場の最新動向と経営戦略について、ヒヤリング調査を実施した。 9月16日(木)から17日(金)までは、ホノルル日本人商工会議所を訪問して、日系企業の経営者が2世代、3世代に委譲して、現地化が進展しており、かっての日系企業としての横の繋がりが、無くなっている点の問題点等のヒヤリング調査を実施した。さらに、日航ホノルル支店長や、ホノルルプリンスホテルの支配人からは、日本人のハワイ観光客に関する推移と、減少化している現状から、課題・問題点についてヒヤリング調査を実施した。 国内では、1990年代における栃木県と茨城県における産業構造の変遷過程については、須江が調査研究を担当し、群馬県における産業構造の変遷については、渡辺が調査研究を担当した。特に、利根川流域、群馬県の県央及び東毛地域におけるハイテク電子産業をとりまく背景の研究に着手した。
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Research Products
(2 results)