2003 Fiscal Year Annual Research Report
企業と非営利・協同組識の関系構築-産業集積と互助ネットワーク型システムを中心に-
Project/Area Number |
15530262
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Research Institution | Takasaki City University of Economics |
Principal Investigator |
長谷川 秀男 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (70045847)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒川 基裕 高崎経済大学, 地域政策学部, 講師 (30363774)
高津 斌彰 新潟大学, 経済学部, 教授 (10018583)
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Keywords | 非営利組織 / 中間組織 / 産業集積 / 互助ネットワーク型システム / クラスター / 地域活性化 / 中堅・中小企業 / 地域産業 |
Research Abstract |
本年度は先行研究の検討および実証研究の準備期間となっているので、研究実績は次のようにまとめられます。 1、先行研究の研究成果における特徴や問題点を抽出し、今後の研究の方向づけを行うとともに、研究スケジュールを確定し、研究の目的を達成するために、文献研究を通じて非営利・協同組織の類型的整理、本質理解につとめ、また地域性や固有性の洗い出し、互助ネットワーク型地域社会システムの仮説設定など、基礎的な分析を試みました。 そのため、研究費で図書を数冊購入するとともに、研究会や会議を4回開催して、先行研究の研究成果の特徴や問題点の抽出、今後の研究の方向づけや研究スケジュールの確定、高度な専門的知識を有する研究者の招聘などに使いました。 2、また、次年度に実施する実証研究の準備に取組みました。アンケート調査用紙の設計や調査打合せのため2回会議を開催し、アンケート調査用紙や封筒を印刷するとともに、実証研究の準備のため関係機関に出向き、資料の収集や調査打合せを行いました。 そのため、アンケート調査用紙や封筒の印刷費、専門的知識の提供者に対する経費、次年度に実施するアンケート調査対象者のリスト作成や調査打合せ等のための研究補助者に対する経費などが必要でした。また、次年度予定の実地調査関係機関に関する調査打合せ旅費、資料の収集費なども必要でした。 3、さらに、次年度の実証研究に役立てるために、産業クラスター地域の関連市町村の行政資料、同地域内立地企業の情報等産業集積を中心とした地域に関する情報を収集しました。
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