2003 Fiscal Year Annual Research Report
次世代サプライチェーンマネジメントとプロセス指向の流通情報システム化の概念枠組み
Project/Area Number |
15530287
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
田中 正郎 青山学院大学, 経営学部, 教授 (30155163)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 正博 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (80114891)
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Keywords | プロセス指向 / サプライチェーンマネジメント / システム化 / 戦略レイヤー / プロセス詳細化レイヤー / 実行レイヤー / ベストプラクティス / ビジネスプロセス |
Research Abstract |
主として以下の二冊の書籍の翻訳をおこなった。書籍1については、2003年12月にシュプリンガー・フェアラーク東京から出版した。書籍2については翻訳を完了させており、2004年5月にトムソンラーニングから出版される予定である。 1.Scheer, A.-W., Abolhassn, F., Jost, W., Kirchmer, M.Eds.(2003),Business Process Change Management, Springer. 2.Heinrich Seidlmeier(2002),Prozessmodellierung mit ARIS,Vieweg. 書籍1はプロセス指向のシステム化の計画立案過程ならびにシステム構築過程における、人的側面に留意した概念枠組みに関するものである。また、書籍2はこれら計画立案ならびにシステム構築を支援するための考え方とITツールに関するものである。 これらの翻訳を通じて、次世代サプライチェーンマネジメントの概要をまとめた。そこでは、戦略レイヤー、プロセス詳細化レイヤーと実行レイヤーの三層構造に分解した。戦略レイヤーは、戦略と一般的なビジネス構造・革新計画などの側面を定義するものである。プロセス詳細化レイヤーは、シミュレーションやベストプラクティスを参照しながら、結果として生まれるビジネスプロセスの青写真を明確化するものである。最後に、実行レイヤーは、具体的な業務の操作プロセスと情報処理プロセスの導入指針を与えるものである。 以上の研究成果を踏まえて、次年度の研究の方向性を再検討した。
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