2005 Fiscal Year Annual Research Report
次世代サプライチェーンマネジメントとプロセス指向の流通情報システム化の概念枠組み
Project/Area Number |
15530287
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
田中 正郎 青山学院大学, 経営学部, 教授 (30155163)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 正博 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (80114891)
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Keywords | 商学 / 情報システム |
Research Abstract |
主として以下の書籍の翻訳をおこなった。翻訳にあたっては、原著者達と原書の草稿段階から研究会を持ち、原著者達の草稿の推敲作業と平行しながら我々は翻訳作業をおこなった。翻訳した書籍は、2006年中にトムソンラーニング社から出版する予定である。 Ellen F.Monk & Bret J.Wagner(2006),Concepts in Enterprise Resource Planning,2^<nd>.Ed.Thomson Course Technology. この書籍は、マーケティング活動、販売活動、生産資材管理活動、会計財務活動、人的資源管理活動など、ビジネスにおける主要な機能領域の課題と、これらの機能領域ごとの情報システムに求められている要件について、扱っている。特に、マーケティング活動や販売活動において、情報システムが統合化されていない場合の問題点を明らかにするとともに、このような問題に対してどのような考え方で対処できるのか論じられている。 このような翻訳作業を通して、次世代サプライチェーンマネジメントの構成要素について、研究を進めた。結局、機能の論理化と情報の抽象化によって対象業務の最適化を導き出でせることが分かった。すなわち、実態としての業務は組織的な縦割りではなく組織間を跨いで運用されていることから、機能の論理化が有効である。機能の論理化は、機能横断的な情報の流れの確認、業務プロセスの論理化そして業務機能の抽象化という3段階の作業を経ておこなえることが明らかになった。
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