2005 Fiscal Year Annual Research Report
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15530370
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| Research Institution | AICHI PREFECTURAL UNIVERSITY |
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Principal Investigator |
藤田 博仁 愛知県立大学, 文学部, 講師 (30326128)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 明 愛知県立大学, 文学部, 教授 (40208442)
加美 嘉史 大阪体育大学, 健康福祉学部, 講師 (20340474)
山田 壮志郎 岐阜経済大学, 経済学部, 講師 (90387449)
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| Keywords | ホームレス / ホームレス自立支援 / アフターフォロー / 自立生活 |
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| Research Abstract |
本研究は、国が2000年4月から開始したホームレス自立支援対策の実証的研究である。研究の構成は、(1)ホームレスの実態、(2)国がホームレス対策を開始した経緯、(3)従来のホームレス対策との比較、(4)国の示したホームレス自立支援モデルの検証、(5)自立支援センター入所者の実態、(6)自立支援退所者の実態、(7)「住宅確保」者の就労実態、(8)「住宅確保」後の自立生活の実態等である。(5)以降は主に名古屋市をフィールドに実証的研究を行った。
研究活動の進行に伴い、国の支すホームレス自立支援モデルと実際との間に乖離のあることが明らかになった。社会復帰を困難にしている背景には、我々が解明しなければならないホームレスの自立を阻害する要因が多く潜んでいることが問題として明確になった。このような阻害要因を除去しない限り、国が示す支援モデル効果は向上しない。ホームレス自立支援法、基本計画の見直しが目前に迫っている今日、今回の研究は、大変有意義であった。
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