2005 Fiscal Year Annual Research Report
いじめ防止等のためのピア・サポート実践の多様性と効果に関する調査研究
Project/Area Number |
15530427
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
戸田 有一 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (70243376)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 美奈子 慶応義塾大学, 大学教職課程センター, 教授 (20278310)
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Keywords | ピア・サポート / 紙上相談 / コミュニティ / いじめ / 実践評価 |
Research Abstract |
平成17年度は、下記のように国際学会発表準備、研修会での活用などを行った。 <調査のまとめ> ・平成16年度に実施した「ピア・サポートの多様性と相互の関係」に関する調査結果をまとめた。 ・鳥取大学附属小学校におけるピア・サポート実践の効果に関する、児童及び保護者対象のアンケート調査結果をまとめた。 ・以上の2件の研究を、2006年7月にオーストラリアのメルボルンで行われる国際行動発達学会(ISSBD)に発表申請し、2件とも受理された。そのうち1本は、共同研究者が筆頭になっている。 ・金沢で行った調査結果の分析をすすめた。 <関連するテーマでの研究交流会の開催、研修会講師担当など> ・2005年11月に、大阪教育大学・学校危機メンタルサポートセンターにて、「第2回ピア・サポート実践交流会」を行った(主催は、同センター瀧野揚三教授)。ウィーン大学のDagmar Strohmeier博士による「オーストリアの学校でのいじめなどの問題と対応の現状」と題しての講演、寝屋川市の中学校教諭による「寝屋川市での小・中連携によるピア・サポート実践」の報告、鳥取大学附属小学校の養護教諭による「鳥取大学附属小学校でのピア・サポート実践」の報告をうけ、議論を行った。 ・2006年1月に、長野工業高等専門学校において、本研究の成果をもとに、「第3回ピア・サポート研修会」の講師を担当した。「ウワサに流されない仲間の信頼を創る-共同体内の言説をより肯定的にするために-」と題し、講演と演習を行った。 <関連書> ・ピア・サポート実践やその評価に関する論考を、学術出版書の分担執筆というかたちで刊行した。
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Research Products
(1 results)