2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15530477
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
西本 武彦 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00120931)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 優 埼玉工業大学, 基礎教育センター, 講師 (10288029)
宮脇 郁 早稲田大学, 文学学術院, 講師
宇根 優子 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (90350462)
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Keywords | 線画刺激 / droodle / 命名一致度 / 命名潜時 / 熟知度 / イメージ喚起性 |
Research Abstract |
前年度に引き続き,最終年度(H16年度)において以下の成果を得た.これにより当初の計画を達成した. (1)具象線画属性の測定:総数360枚弱の具象線画のうち,初年度残り分の3分の1について,(a)命名潜時,(b)命名一致度,(c)熟知度,(d)獲得年齢等,の属性を測定した.あらに全数について(e)複雑性,(f)音韻的特性(モーラ),(g)イメージ多様性,を追加測定した.この成果は,以下のOn-line journalに公開した. Nishimoto, T. et al. 2005 Japanese normative set of 359 pictures. Psychonomic Society Publications Journals On-Line : Psychonomic Society Archive of Norms, Stimuli, and Data(URL : http://psychonomic.org/archive/index.cgi). なお,対応する雑誌論文は現在印刷中である. Nishimoto, T. et al.(in press)Japanese normative set of 359 pictures. Behavior Research Methods, Instruments, & Computers. (2)無意味線画(droodle)の属性分析:昨年度は280対弱のdroodleから認知・記憶実験に適した対を選定し,実用的なセットを作成した.各対ならびに対を構成するdroodleに関しては複数の解釈が反応データとして得られている.このデータをもとにdroodleのイメージ喚起性を分析した.イメージ喚起性は,今後droodleを認知機能のテストバッテリーに組み込む際の基本データとして使用する.
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Research Products
(2 results)