2003 Fiscal Year Annual Research Report
言語障害教育における現場指向型教員研修プログラム開発と研修教材データベースの構築
Project/Area Number |
15530634
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Research Institution | The National Institute of Special Education |
Principal Investigator |
松村 勘由 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 室長 (30280572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 泰美 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 主任研究官 (80249945)
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Keywords | 言語障害教育 / 教員研修 / 研修プログラム |
Research Abstract |
言語障害教育における現場指向型教員研修プログラム開発と研修教材データベースの構築について以下の研究に取り組んだ。 (1)言語障害教育の研修の現状についての文献・調査研究 全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会(以下、全難言協)及び国立特殊教育総合研究所(以下、特殊研)で行った全国調査から各自治体及び各学校での教員研修の状況・整理した。 (2)言語障害教育担当教員の資質の検討 全難言協が組織している研修経営検討委員会の協力得て、言語障害教育担当教員の職務内容を整理し、担当教員に必要な資質・知見等の専門性について整理した。 (3)言語障害教育担当教員の資質を支える研修の内容について検討した。 全難言協が組織している研修経営検討委員会の協力を得て、言語障害教育担当教員の資質を支え高めていくための研修の内容について検討した。 (4)言語障害教育担当教員の資質を支える研修の方法について検討した。 全難言協が組織している研修経営検討委員会の協力を得て、言語障害教育担当教員の資質を支え高めていくための研修の方法について検討した。 (5)以上の調査検討の結果を整理して、現場指向型教員研修プログラムの基本的な枠組みを検討し、次のように整理した。 <<現場指向型教員研修プログラムの基本的な枠組み>> 1)言語障害教育について、初任者及び比較的経験の浅い教員を対象とした研修プログラムの開発が必要であること 2)特定の場を設けて行う研修ではなく、各地域や各現場で行える研修が必要であること 3)専門的な内容についての研修を中心とすること 4)自学自習を基本としながら、適切な支援者による必要な支援を含めてのシステムであること。 5)研修の結果が評価され、何らかのオーソライズが得られること 6)インターネット・コンピューター等を活用し、ネットワーク型のシステムと連動していくこと
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