2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15540129
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
稲田 浩一 鹿児島大学, 理学部, 教授 (20018899)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大和 元 鹿児島大学, 理学部, 教授 (90041227)
近藤 正男 鹿児島大学, 理学部, 教授 (70117505)
宿久 洋 鹿児島大学, 理学部, 助教授 (50244223)
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Keywords | クラスター分析 / 凝縮型階層的分類法 / 単調性 / 許容性 / 非対称凝縮型階層的分類法 |
Research Abstract |
凝縮型階層的分類法はクラスター分析の中でも最も良く使われる一連の手法の総称である。凝縮型階層的分類法による分類結果は樹形図で表すことができ、直感的で分かりやすい解釈が可能であるという特徴を持っている。一方、一連の手法といいながらも、その性質は全くと言っていいほど異なり、同一のデータを分析しても、選択する手法により分類結果が大きく異なることが良くある。ここで問題となるのが手法の選択であるが、現在、この手法の選択に関して明確な基準は与えられていない。実際、すべてのデータや分析意図にふさわしい手法が存在するわけではなく、分析者の主観によって手法が選択されている場合も間々見られる。我々は、データ構造が対称な場合について「空間のゆがみ」、「結合距離の単調性」、「分類結果の構造」に着目した指標を提案し、クラスター分析の結果の多角的評価を行ってきた。 その成果は、竹内光悦・宿久洋・稲田浩一"凝縮型階層的分類法における分類結果の評価について"(統計数理研究所プロジェクト研究による研究会)として発表している。また、この研究と関連して、関数データのクラスタリング法に関する新たな手法を提案した。その成果は、徳重修一・宿久洋・稲田浩一"k-means法を用いた多変量関数データのクラスタリング"(統計数理研究所プロジェクト研究による研究会)として発表の予定である。
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