2004 Fiscal Year Annual Research Report
インターラクティブホログラフィ立体テレビに関する研究
Project/Area Number |
15560310
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Research Institution | Shonan Institute of Technology |
Principal Investigator |
佐藤 甲癸 湘南工科大学, 工学部, 教授 (00113001)
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Keywords | 動画ホログラフィ / インターラクティブ / 投影型ホログラフィ / LED / 水粒子スクリーン / 気流整流器 / DMD / ネットワーク |
Research Abstract |
本研究では今までの動画ホログラフィの研究成果を基にして、動画ホログラフィ装置のインターラクティブ化に関する検討を行った。そのために動画ホログラフィ装置の更なる小型化を検討した。光源からLCDまでの距離の縮小方法を検討し、さらにLEDの波長特性や点光源特性を改善して各色のLEDを用いることにより、小型RGBカラー立体動画表示装置を試作し,その再生像のカラー特性について検討した結果を映像情報メディア学会誌(V.58,N.3)に発表した。 また視野の広い再生像が得られることを目的として投影型ホログラム再生装置の検討を行った。まず再生像の投影を行うための水微粒子を用いた空間スクリーンの検討を行った。そして水粒子の散乱特性の再生像に及ぼす影響について検討を行った。その結果比較的鮮明な再生像が得られ、また視野の広い再生像が得られることを明らかにした。これらの結果を映像情報メディア学会(V.57,N.4)および画像電子学会(V.32,N.4)に発表した。またこれらのデータをもとにしてホログラム空間投影装置の試作を行い、三次元画像コンファレンスなどにおいて発表を行った。またさらに再生像の特性を改善するために気流整流器を用いた水粒子スクリーンに関して検討を行った。その結果を三次元画像コンファレンスなどにおいてデモを行った。その結果比較的良好な評価が得られた。またそれらの結果をSPIE(国際光学会)主催の国際会議において発表を行い大変良い評価が得られた。 またインターラクティブホログラフィ立体テレビをめざして立体像の伝送方式に関して検討を行った。そのための方式としてネットワークストリーミング技術を利用したホログラフィ立体動画像の配信実験を行い大変良好な結果が得られた。それらの結果を映像晴報メディア学会誌(V58,N.9)に発表を行った。
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Research Products
(7 results)