2004 Fiscal Year Annual Research Report
有線・無線融合型高速電力線通信によるユービキタス・ネットワークの開発
Project/Area Number |
15560331
|
Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
都築 伸二 愛媛大学, 工学部, 助教授 (60236924)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 芳郎 愛媛大学, 工学部, 教授 (00110833)
|
Keywords | 電力線通信 / 線路の平衡度測定 / 低輻射電力線通信モデム / センサネットワーク / 線路モデル化手法 / 縦方向変換損失(LCL) / ユービキタス・ネットワーク / ホームネットワーク |
Research Abstract |
・S.Tsuzuki他,Dynamic-range Improvement of an LCL and TCL Probe for Residential Power-Lines, ISPLC2004 ・川上他,屋内電力線用LCLプローブ製作に関する考察,電気学会論文誌C 線路の電気的平衡度の測定尺度として知られているLCL測定用プローブを開発した。これにより高速電力線通信路モデルの作成が可能となった。 ・H.Furukawa他,A Low Interference PLC Modem of Selecting Subcarriers based on LCTL Measurement, ISPLC 2004 ・古川他、平衡度を考慮した低輻射電力線通信モデムの考察、平成16年電気学会電子・情報・システム部門大会 高速電力線通信を実用化するうえで課題となっている線路からの不要輻射に対して、上記LCLプローブ等により線路の不平衡度を測定し、OFDM変調のサブキャリア毎の送信電力を制御する方法を考案し、その効果を実験的に示した。 ・武市他、ロボット活動支援のためのセンサネットワークシステムの構築、平成16年度電気関連学会四国支部連合大会 電力線通信によるユービキタス・ネットワークの実現例として、人感センサ群のネットワークにて、移動ロボットの活動支援に応用する場合を想定し、その可能性について考察した。 ・S.Tsuzuki他,Power-line Channel Modeling for Common-Mode Signal Transmission/Suppression, ISPLC 2005 これまであまり報告されていない電力線線路の対地平衡度を含む線路モデル化手法について検討し、上記LCLプローブを利用して、その妥当性を実験的に示した。
|
Research Products
(7 results)