2003 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル時代の企業行動とダイナミクスを考慮したコンテナ貨物流動予測システム
Project/Area Number |
15560466
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Research Institution | National Institute for Land and Infrastructure Management |
Principal Investigator |
高橋 宏直 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部港湾計画研究室, 室長 (80356039)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角野 隆 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部港湾システム研究室, 室長 (40370796)
柴崎 隆一 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部港湾システム研究室, 研究官 (50323514)
家田 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90168089)
小島 肇 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部港湾システム研究室, 研究官 (50370797)
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Keywords | 国際海上コンテナ / 交通ネットワーク配分 / ハブ&スポーク型輸送 / グローバルアライアンス / メガオペレータ / フル積載コンテナ / 背高コンテナ |
Research Abstract |
平成16年度は,下記の内容について実施した. (1)研究の全体設計 研究の全体フレームを構築した.特に,国際コンテナ貨物の海上流動と国内陸上輸送の予測モデルが最終的に統合できるような枠組となるよう留意した. (2)国際コンテナ貨物の海上輸送における関連主体の行動等についての現状分析 国際コンテナ貨物の海上輸送について,特にハブ&スポーク型輸送の進展や船社・荷主をはじめとする関連主体の行動に着目しつつ,現状の分析を行った. (3)国際コンテナ貨物輸送の背後圏陸上輸送における関連主体の行動等についての現状分析 (2)と同様に,国際コンテナ貨物の国内背後圏陸上輸送についての現状分析を行った.この際,海上流動と比較すると相対的に研究の蓄積が少ないため,既存研究・データの活用の他に,海上コンテナ用セミトレーラ連結車の実測調査も行った. (4)国際海上コンテナ貨物流動予測モデル(プロトタイプ)の開発 既述の既存モデルをベースにしつつ,特に既存モデルの弱点箇所であるハブ&スポーク型輸送の形成過程の再現性や,船社の寄港地/配船ルート選択・投入船舶の船型決定行動の合理的な記述について大きな改良を加えた.
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