2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15560730
|
Research Institution | The High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
沼尻 正晴 高エネルギー加速器研究機構, 放射線科学センター, 助手 (20189385)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 太一 高エネルギー加速器研究機構, 放射線科学センター, 助教授 (80209717)
鈴木 健訓 高エネルギー加速器研究機構, 放射線科学センター, 教授 (40162961)
近藤 健次郎 高エネルギー加速器研究機構, 共通研究施設, 教授 (20004434)
|
Keywords | 放射化検出器 / 陽子加速器 / 放射能 / γ線測定 |
Research Abstract |
今年度に行った研究内容を以下に示す。 1)高エネルギー加速器研究機構の500MeVシンクロトロンと12GeVシンクロトロン施設において、放射化検出器と各種線量計を用いて加速器室内の放射線分布を測定した。 放射化量に関係する中性子束密度は、Al, Co等の放射化検出器を用いて測定し、ビームライン周辺及び室内での放射線量の分布を求めた。 2)加速器室内で放射化検出器と共に様々な試料を照射し、照射試料及び放射化検出器のγ線測定を行った。現在、測定とデータ解析を継続して行っている。 3)γ線測定により照射試料中の放射能を求めた。結果の一部は、学会等において報告を行った。
|
Research Products
(4 results)
-
[Publications] M.Numajiri et al.: "Production cross sections of 14C in aluminum by nuclear spallation reactions"J.Radioanalytical and Nuclear Chemistry. 255・3. 481-483 (2003)
-
[Publications] 沼尻正晴 他: "核破砕中性子源に用いられる重元素の12GeV陽子による生成核断面積の測定(3)"Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences(日本放射化学会誌別冊). 4, Suppl.. 68 (2003)
-
[Publications] 沼尻正晴 他: "陽子シンクロトロン室内の中性子分布の測定"日本放射線安全管理学会 第2回学術大会講演予稿集. 90 (2003)
-
[Publications] 沼尻正晴 他: "高エネルギー陽子加速器施設における永久磁石の放射化量評価"第5回「環境放射能」研究会要旨論文集. 17 (2004)