2005 Fiscal Year Annual Research Report
HCV抗体陽性者における肝炎進展防止を目的とした日常生活管理方法の検討
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15590543
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| Research Institution | Shinshu University |
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Principal Investigator |
太田 節子 信州大学, 医学部, 助手 (90143974)
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| Keywords | HCV抗体陽性者 / 対照群登録集団 / 地域住民 / 同意書 / 長期追跡調査 / 生活習慣 |
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| Research Abstract |
本研究は3年目となった。16年度から引き続き観察集団の追跡にあたった。
このような長期にわたる疫学的調査研究の場合、対照群をどのように設定するか、その対照群の継続状況如何により結果の解釈に影響を及ぼすことが予想された。また、倫理上の観点から対照群からも同意書をいただく関係で対照群の割り振りはRCT(無作為割付)は現実的には不可能となり、実際の対照群集団はボランティアという解釈である。しかも当研究で扱う生活習慣のような周囲の状況で流動的なものを扱う場合には殊に慎重さが要求される。
そこで、本研究の本筋からは若干外れるが、基本的な事項として必要である、対照群集団の特性を明らかにする検討をおこなった結果、以下のようなことが明らかとなった。
対照群登録者集団は、一般住民と比較すると(1)自覚症状の保有頻度には差が認められず、健康状態には差異が無いと考えられた。(2)健康生活に関する関心・意識を持った人が多かった。(3)地域活動をするなど生活に積極的な姿勢がうかがえた。
HCV抗体陽性者集団に関して対照群と比較し疫学的解析をする際考慮せねばならない。
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Research Products
(2 results)
