2003 Fiscal Year Annual Research Report
小胞型モノアミントランスポーター(VMAT-2)結合蛋白の同定とその機能解析
Project/Area Number |
15591216
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
大野 浩司 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (90263277)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三河 須美子 浜松医科大学, 医学部, 助手 (70359743)
渡部 和男 浜松医科大学, 医学部, 助手 (60107828)
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Keywords | VMAT-2 / モノアミントランスポーター / yeast two-hybrid |
Research Abstract |
Yeast two-hybridを用いたVMAT-2結合蛋白遺伝子の同定 VMAT-2のカルボキシ末端に結合する蛋白を同定するため、VMAT-2カルボキシ末端のアミノ酸配列をコードするcDNA fragmentをRT-PCR法により増幅しbait plasmidを作製した。これをもとに、yeast two-hybrid法によりラット脳由来のcDNAライブラリーのスクリーニングを行なった。約50個のpositive colonyがスクリーニングによって得られており、現在スクリーニングによって得られたpositive colonyに含まれるlibrary plasmidの塩基配列を解析している。 screeningによって得られた遺伝子にコードされる蛋白がVMAT-2に対し生体内で機能的結合を示すためには、それらが脳内の同じ細胞に発現していることが条件になる。我々はこの点に関し、anti-VMAT-2抗体を購入し、western blotにてVMAT-2の脳内分布についての詳細な検討を同時に進めている。今後得られた遺伝子の中からVMAT-2に類似した脳内発現パターンを示すものを選び出し、今後それらとVMAT-2の関連について生化学的な検討を進めていく予定である。
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