2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15591762
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
吉村 秀一郎 長崎大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00274663)
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Keywords | 肺低形成 / 肺surfactant / 動物実験 / nitrofen / 先天性横隔膜ヘルニア / RT-PCR / Rats / 免疫染色法 |
Research Abstract |
<平成15年度> 薬物誘発性の先天性横隔膜ヘルニア症例(nitrofen誘発)において,ビタミンA剤を投与し肺発育を観察した。作成されたSDラット(先天性横隔膜ヘルニア誘発)を用いて、以下の肺重量計測、組織学的、免疫組織学的およびRT-PCR法による検討を行った. 1.妊娠9.5日目にSDラツトにnitrofenを投与し、先天性横隔膜ヘルニアを誘発した。 2.妊娠15-20日目にビタミンA剤を投与した。 3.妊娠21日目に胎仔肺組織を取り出し,ビタミンA剤の有無により,肺組織発育の程度を比較した(肺組織重量および肺病理組織検査などを検討した)。 4.胎仔肺組織におけるsurfactant apoprotein (SAP)の発現を免疫組織染色法により一部検討した. 5.胎仔肺組織におけるsurfactant apoprotein (SAP)の発現をRT-PCR法により一部検討した。 以上の一部は終了しているが、まだ正確には検討中である。
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