2003 Fiscal Year Annual Research Report
ギガビット・インターネットを利用した癌遺伝子多型情報の解析
Project/Area Number |
15591933
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
河原 研二 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (50076113)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長塚 仁 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (70237535)
永井 教之 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90085770)
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Keywords | ギガビット / JGN / インターネット / SNP / ゲノム |
Research Abstract |
近年、インターネットの発達はめざましいものがあるが、高齢社会の生活習慣病(高血圧、糖尿病)の多遺伝子性疾患、オーダメード医療への転換のための疾患感受性遺伝子(SNP)の解析が行われている。これらの多量の個人情報の解析及び研究技術のグローバル化をめざし、無料のネットワーク、インターネット回線を利用し、国内でもっとも太い回線のTAO(Japan Giga Network : JGN)によるデータ配信を、サーバー構築して試みた。サーバーには、UNIX OS(Solaris9)を、導入して、HPには、Apache Softにて、ゲノムやカリキュラムの含まれるように構築した。その際、特にOSには、個別のクライアントにデータを届けるための個別配信が可能でユビキタス社会に即応するようにIPV.6に対応するように、設定した。今回、LIVEの実験操作として、総務省管轄の(TAO)ギガネットの接続許可をいただき、本学部にセットされた光ファイバー155Mbps超高速インターネット回線による動画像配信と教育効果の改善をめざし、以前研究代表者が、TAO回線での接続経験を有する岡山市内の岡山理科大学との双方向の動画像配信(70Mbps)のテストを数回行った。動画配信には、サーバーに接続されたDVカメラからDVTS(Digital Video Transport System)プロトコールにより、片道30Mbpsの毎秒30駒の動画像が送られ、カリキュラム発信のHPやTV会議用のサーバーとしても役立つことを示した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 河原研二: "医療を変革させる歯科デジタル化でのネットワークの影響(I)"ザ・クインテッセンス. 22巻・11号. 2496-2499 (2003)
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[Publications] 河原研二: "医療を変革させる歯科デジタル化でのネットワークの影響(II)"ザ・クインテッセンス. 22巻・12号. 2737-2740 (2003)
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[Publications] Kimura A: "Gene expression of type I collagen in neoplastic chondrocytes"European Journal Medical Research. 8(4). 165-167 (2003)
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[Publications] Nishizaki K: "Mastoid obliteration by BMP-2/collagen composites: an experimental study using tissue engineering"American Journal of Otolaryngology. 24(1). 14-18 (2003)
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[Publications] Beder LB: "Abstract Genome-wide analyses on loss of heterozygosity in head and neck squamous cell carcinomas"Laboratory Investigation. 83(1). 99-105 (2003)
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[Publications] Takaoka M: "Heparanase expression correlates with invasion and poor prognosis in gastric cancers"Laboratory Investigation. 83(5). 613-622 (2003)