2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15592036
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
藤林 久仁子 (鈴木 久仁子) 鶴見大学, 歯学部, 助手 (70196806)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松澤 紀彦 鶴見大学, 歯学部, 助手 (80318914)
池島 巌 鶴見大学, 歯学部, 助手 (50222865)
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Keywords | 半導体レーザー / 光照射器 / コンポジットレジン |
Research Abstract |
歯科用光照射器の光源はハロゲンランブがほとんどを占めていたが,最近はレーザー,キセノンランプ,発光ダイオードといった光源を使用した照射器が開発され,発売されるようになった.しかし,これらの光源はハロゲンランプと波長特性が大きく異なる.そのため現在市販され,臨床において使用されている光重合型材料への影響が懸念されている. 我々の研究グループはキセノンランプ,LED等についてはすでに学会等に報告,発表を行っているが,今回は,さらに新しい可能性を持つ光源として青色半導体レーザーNDHB500APAE1をもちい,光特性と各種光重合型材料の硬化についてLEDおよび従来型の照射器と比較検討した.光源の波長特性:分光波長分布および光エネルギー量をLaser Srar(Ophir)を用いて測定した.NDHB500APAE1の主波長は462nmであり,出力は5.23-mW/m2であった. コンポジットレジンの硬化深さ:青色LDを用いてコンポジットレジン(Clearfil APX,Herculite eXRV,Filt ek Z250)の硬化ふかさの測定を行ったところ(照射時間40秒),それぞれ3.2mm,3.6mm,3.6mmであった. 今回使用した青色LDの光強度は現在市販されている照射器と比較すると非常に小さく,コンポジットレジンの硬化ふかさも十分とは言えない結果であった.しかし,今後さらに高出力型のLDが開発される可能性は高いと思われ,それに伴って照射器としての能力も向上することが期待される.
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