2005 Fiscal Year Annual Research Report
大卒看護師のキャリア・ビジョンと組織の役割-キャリア・アンカーに影響する体験
Project/Area Number |
15592232
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
宮脇 美保子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (10263493)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮林 郁子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (40294334)
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Keywords | 大卒新人看護師 / キャリア・アンカー / キャリア・ビジョン / 看護管理 / 看護基礎教育 |
Research Abstract |
今年度は、下記の通り研究課題に関する研究成果の一部を海外の学会にて発表し、現在、論文作成中である。 1.看護師のキャリア形成に関する最新の文献収集および内容の検討をもとにデータを分析した。 2.研究成果を下記の学会において発表した。 Sigma Theta Tau International Nursing Honor Society Odyssey 2005 Conference 学会は、米国のLos Angelesにある、Sheraton Cerritos Hotel and Towne Centerで2005年10月20日と21日の2日間開催された。 2日間に亘り、学会に参加している研究者や大学院生と意見交換を行った。その中では、米国においても、キャリア初期にある看護師の抱える問題は同様であった。研究者から、日本では看護師がキャリア・ビジョンを描けるように組織、特に看護管理者がどのような役割を果たしているかという質問があり意見交換した。教育制度の変遷や医療を取り巻く環境の変化について、両国の類似点と相違点について議論し、看護師のリクルートと離職防止の対策等について情報交換した。 また、大学院生からは、自己の体験から、研究結果の内容に共感できるといった反応が数多く聞かれた。
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