2004 Fiscal Year Annual Research Report
学士・修士における看護学生の到達目標としてのコンピテンシー
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15592246
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Research Institution | Okinawa Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
BEVERLY M. Henry 沖縄県立看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (30336979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 禮子 沖縄県立看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (80010015)
吉川 千恵子 沖縄県立看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (50326500)
山口 智美 沖縄県立看護大学, 看護学部・看護学科, 助手 (60360062)
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Keywords | コンピテンシー / 看護学生 / 学士・修士 |
Research Abstract |
平成16年度研究活動を以下に記す 1.平成16年4月、平成15年度研究活動評価を実施。その中において、配布資料の質、研究会議の運営方法の向上に関する要望及び研究への参加が参加者各々の職場活動に役立っているというような評価を得た。3年目に開催を計画している地域での会議の事も含めて、今後の研究活動の向上のための提案がなされた。 2.平成16年度は、本研究で展開されているコンピテンシーが確実に健康ニーズを反映するように、本研究活動を行っている沖縄県の地域の健康ニーズや健康問題について継続的にデーターバンク、観察、保健看護の専門家との討論を通じて調査した。 3.本研究の看護教育エグゼクティブ委員会、看護教育企画委員会、及び2つの円卓会議のメンバーが平成16年6月に開催された1日合同会議に参加し、アクションリサーチ方法論、1年目の成果及び2年目の研究活動計画について検討した。 4.研究メンバーによって執筆された原稿;題名,"Participatory Action Research Methodology for Nursing"が沖縄県立看護大学紀要第6号(2005年3月)に掲載された。 5.円卓会議参加者が3度会議を開催し、健康ニーズ、文部科学省より示されたコンピテンシー声明文、本研究によってまとめられたコンピテンシー、また現在及び将来の看護の役割やコンピテンシーに影響するような最近出版された看護および関連分野の文献の検討を行った。 6.平成16年12月、まとめられたコンピテンシー(案)が沖縄県立看護大学公式ホームページに掲載された。そこでは外部からのフィードバック、批評及び一般的コメントを求めた。 7.平成17年2月、2年自の研究活動評価票を作成し、参加者へ配布した。評価票では、参加者の知識、態度の変化及び職場での実践における変化等について質問した。結果は平成17年3-4月頃に分析する予定 8.研究でまとめられたコンピテンシーと文部科学省が示したものを比較したが、特に大きな違いとしては暴力(例、幼児虐待、配偶者の虐待,高齢者への虐待など)が見られた。その他の付加されたコンピテンシーとしては、遺伝学と国際保健に関するものである。上記2件の文献については希望があれば資料提供する。 まとめとして、研究は計画通りに進行している。研究3年目には地域へ出向き、学外者の見解を伺う予定である。本研究の目的及び結果は公共と分かち合う予定である。
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Research Products
(1 results)