2004 Fiscal Year Annual Research Report
再発乳がん患者のQOLを高めるためのサポートグループプログラムの開発に関する研究
Project/Area Number |
15592256
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐藤 まゆみ 千葉大学, 看護学部, 助教授 (10251191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増島 麻里子 千葉大学, 看護学部, 助手 (40323414)
柴田 純子 千葉大学, 看護学部, 助手 (80361418)
佐藤 禮子 放送大学, 教養学部, 教授 (90132240)
神間 洋子 千葉大学, 看護学部, 助手 (00375619)
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Keywords | 再発 / 乳がん / 再発乳がん患者 / QOL / サポートグループプログラム |
Research Abstract |
1.再発乳がん患者に対するサポートグループプログラムの考案 平成15年度に実施した調査結果、および、文献検討の結果、乳腺専門医師・看護師からのアドバイス等をもとに、以下のように再発乳がん患者に対するサポートグループプログラムを考案した。プログラムの目的・目標は「心身の問題に対する参加者自身の問題解決能力を高め、QOL向上を図る」である。プログラムは4回のセッションから成り、週1回、連続して4回開催する。各セッションのテーマは、1回目:「乳がんの再発・転移までの体験を振り返る」、2回目:「再発後の治療法と副作用対策および日常生活の工夫」、3回目:「自分の気持ちをみつめ心を癒す」、4回目:「活用できる資源/サービスと有効な利用方法を知る」である。1回のセッションは120分(最終回は135分)であり、プログラムの目的・目標、話し合いのルールなどの説明に引き続いて、情報提供と参加者による話し合い(1回目は話し合いのみ)を行う。プログラムの評価は、プログラム開始前後および各セッション終了後のアンケート調査により行う。 2.サポートグループプログラムの実施準備 サポートグループプログラムの実施計画について、千葉大学看護学部倫理審査委員会から承認を得た。また、サポートグループファシリテータ育成プログラムに参加し研修を修了した。さらに、プログラム実施に際して必要な教材および物品の準備を完了した。 3.サポートグループプログラムの実施 今後は、施設に対して研究協力依頼を行い、考案したサポートグループプログラムを実施する予定である。
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