2004 Fiscal Year Annual Research Report
電話を用いた継続的支援による糖尿病患者のつらさと血糖コントロールに及ぼす影響
Project/Area Number |
15592297
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Research Institution | Japanese Red Cross Hokkaido college of Nursing |
Principal Investigator |
西片 久美子 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 助教授 (90316307)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河口 てる子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50247300)
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Keywords | 糖尿病患者 / つらさ / 電話支援 / 血糖コントロール |
Research Abstract |
平成16年度は、実験群に対する電話支援のためのプロトコールを作成した。その上で研究協力者への調査・介入を実施し研究を継続している。 1.電話支援のためのプロトコールの作成 外来患者に対する予備調査を行い電話内容を逐語録に起こして内容を分析し、文献検討とあわせ研究者が行う電話支援の内容を検討した。その結果、研究者が行う介入内容は、(1)気持ちや状況の理解、(2)事実の確認、(3)実行可能性の確認、(4)知識・技術の提供、(5)判断の提示、(6)解釈の提示、(7)行動の提案、(8)実例の提示、(9)患者の方法を支持、(10)行動プランの確認、の10項目とした。また、研究者が電話できないときのために協力看護師2名を確保し、介入レベルを均一化するためプロトコールの確認やガイドラインとなる資料の共有化および学習・調整を行った。 2.研究協力者の選定とデータ収集および電話支援 研究協力病院に入院中の糖尿病患者のうち、研究対象者としての5つの基準を満たし同意の得られた100名を研究協力者として選定した。協力依頼にあたっては、口頭と文書で研究の主旨を説明し同意書に署名してもらった。協力の得られた患者100名を実験群・対照群に無作為に二分し、現在までに退院した99名に開始時の調査票(食事内容の実行程度、食事療法にかかわるつらさ、ヘモグロビンA_1cなど26項目)を郵送、74名より回答を得た。 また、実験群に対しては退院1ヵ月後より電話支援を開始し現在継続中である。
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Research Products
(1 results)