2004 Fiscal Year Annual Research Report
栃木県における母乳育児支援体制の構築システム開発に関する研究
Project/Area Number |
15592298
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
川崎 佳代子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (80070697)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
成田 伸 自治医科大学, 看護学部, 教授 (20237605)
松原 茂樹 自治医科大学, 医学部, 教授 (20209597)
大原 良子 自治医科大学, 看護学部, 講師 (40325163)
岡本 美香子 自治医科大学, 看護学部, 助手 (40382957)
遠藤 恵子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教授 (00310178)
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Keywords | 栃木県 / 山形県 / 母乳育児支援 / 専門職間の情報交流 / 母親への情報提供 / 双方向情報アクセスの改善 / 継続した支援 |
Research Abstract |
1.先行研究(平成15年1〜3月実施)として母親側・支援提供者双方向から栃木県全体規模で行った「栃木県における母乳育児支援の実態調査」の調査結果について、昨年度は母親側に行った調査結果を「中間報告書第1部:母親編」として作成し、県内外で発表・公表した。 平成16年度は保健・医療・福祉業務に従事あるいは母乳育児をサポートする立場にある4職種(1)看護専門職(看護管理者35,産科病棟勤務助産師150・看護師215,開業助産師26,保健師190の合計616)(2)医師(勤務・開業産科医57,勤務・開業小児科医69の合計126)(3)乳児保育の保育士666(4)地域での母乳保育サポート者59、の合計回収数1,467(回収率34.9%)について、母乳育児支援の現状や考え方の詳細な調査結果を、91ページから構成される「中間報告書第2部:支援提供者編」として作成した。 2.前述した中間報告書「第1部」「第2部」を栃木県・山形県内関係者に対して配布し、それに基づいた報告と母乳育児支援の啓発活動を行った。 (1)専門職に対する啓発活動((1)平成16年8月28日日本助産師会栃木県支部研修会「母乳育児支援の考え方と実際」、(2)平成17年2月2日栃木県南河内町平成16年度在宅有資格者研修会「母乳と離乳食についての最新情報」)。 (2)母親側:平成16年11月21日山形母乳育児フォーラム 3.栃木県・山形県における母乳育児支援ホームページ開設に向けた活動を行った。研究メンバーでホームページのコンテンツや構成案を検討し、両県の関係者・施設に開設の趣旨を広報し募集を開始。現在掲載希望者から原稿を収集中。 4.前述した調査結果を学会で発表するとともに紀要発表(1編採用)、学会誌に投稿中(2編)
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[Journal Article] 母親側と支援者側双方からみた栃木県内における母乳育児支援の実態 -入院中の支援に焦点をあてて-2004
Author(s)
成田伸, 早川有子, 川崎佳代子, 大原良子, 曽我部美恵子, 橋本かおり, 今村真杏子, 木下珠希, 富田真理子, 竹中美, 佐藤郁夫, 松原茂樹
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Journal Title
自治医科大学看護学部紀要 第2巻
Pages: 39-53