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2003 Fiscal Year Annual Research Report

3年間の追跡調査に基づく神経難病患者の在宅ケアの効果を判定するアウトカム評価研究

Research Project

Project/Area Number 15592345
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

伊藤 景一  東京女子医科大学, 看護学部, 助教授 (00191883)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡辺 弘美  東京女子医科大学, 看護学部, 助教授 (70075448)
Keywords在宅ケア / 在宅看護 / アウトカム評価 / 神経難病 / SF-36 / 困難度 / 追跡調査
Research Abstract

在宅における神経難病患者とその家族に対する在宅ケア・看護の効果を判定するために、筆者らがこれまでの研究で開発してきたスケールと健康関連QOLスケールの変動を主要なアウトカム評価変数として、3年間の追跡調査を計画実施した。平成15年度においては、以下の3方向から実施している。
1.T医科大学神経内科を平成7年度から12年度までの間に退院した神経難病患者とその家族に対して平成13年度に実施した追跡調査の回答者(504名)に対して、平成15年4月に筆者らが開発したアウトカム指標である5次元構成の在宅生活困難度スケールと8下位尺度から構成される健康関連QOL尺度のSF-36を用いて再調査した(回答者:201名)。指標の構成概念妥当性は構造方程式モデリングの手法を用いて確認されたので、次に一般線形モデルを用いて、アウトカム指標得点と健康関連QOL指標得点を特性値、性・年齢、疾患分類、障害の重傷度分類、症状、及びADLの各変数を因子とした解析を行った。その結果、初回調査における困難度指標は2回目調査の健康関連QOL(SF-36)の予測変数であることが示された。また2回の調査により、初回調査で障害の程度が大きい人は、2回目の調査においてさらに困難度が増加する頃向が認められた。これらの結果を踏まえて、平成16年4月に3回目の追跡調査を実施する。
2.T医科大学神経内科に通院している多発性硬化症患者でインターフェロン療法を受けている方の生活困難度と健康関連QOLの長期的変化を外来での面接調査により開始した。対象者の導入は1名/1ヶ月である。
3.新たに、T医科大学神経内科を平成13年度から15年度までの間に退院した神経難病患者とその家族に対して1と同様の追跡調査の実施準備中である。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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