2003 Fiscal Year Annual Research Report
アジア・太平洋地域における特別支援教育へのICTの効果的活用による近未来
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15630014
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Research Institution | The National Institute of Special Education |
Principal Investigator |
棟方 哲弥 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究室長 (70229938)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 章 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究室長 (50175080)
大杉 成喜 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 主任研究官 (10332173)
中村 均 独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 研究部長 (00106155)
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Keywords | 特殊教育 / ICT / アジア・太平洋地域 / アシスティブ・テクノロジー |
Research Abstract |
本研究は、独立行政法人国立特殊教育総合研究所・ユネスコ国内委員会主催「アジア・太平洋地域国際セミナー」を受けて平成16年度以降に開催を計画している「アジア・太平洋地域における特別支援教育へのICTの効果的活用による近未来(仮称)」をテーマとした国際研究集会の企画準備を行う企画調査として行われた。 特殊教育におけるICT活用におけるユネスコの取り組みと、アジア・太平洋地域における今後の展開に関する資料収集のために、ユネスコIITE (UNESCO Institute for Information Technologies in Education)に実地調査を行った。担当官との協議により、ICT活用の国際的な評価指標の確立の重要性が確認された。 平成16年度の「アジア・太平洋地域国際セミナー」に招聘された13ヶ国の代表並びに、ポスター発表への参加者との連携・協力の確認が行われ、特別支援教育のICT活用分野のアジア・太平洋地域の国際研究集会の研究分野として、下記が挙げられた。 1.政策に関すること、2.障害の補償に関すること、3.ICT関連アシスティブ・テクノロジーに関すること、4.教育用ソフトウェアの研究開発に関すること、5.拡大・代替コミュニケーションに関すること、6.授業実践に関すること、7.教員研修に関すること、8.遠隔教育に関すること。 また、ユネスコIITE、韓国特殊教育院をはじめとして、公的な研究機関の間の連携関係が重要であった。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Munekata Tetsuya: "A study visit to the UNESCO Institute for Information Technologies in Education"NISE Newsletter for Special Education in Asia and the Pacific, No22,p11,2004.. 22. 11 (2004)
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[Publications] 大杉成喜: "韓国特殊教育年次報告書 2002.9(翻訳)"世界の特殊教育. 18. 59-142 (2004)
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[Publications] Nakamura Hitoshi: "Education for Children with Disabilities and Use of ICT in Japan"Final Report of the 23rd Asia-Pacific International Seminar on Special Education. 47-53 (2004)