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2004 Fiscal Year Annual Research Report

学術資源学の構想

Research Project

Project/Area Number 15653028
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

原 純輔  東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90018036)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 木村 邦博  東北大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (80202042)
Keywords学術資源 / 調査票調査 / ライフヒストリー / 自由回答 / データ復元 / 二次分析
Research Abstract

計画の第2年目である本年度は,前年度に引き続き,研究代表者・分担者に,指導する大学院生を加えた学術資源学研究会を組織し,学外からの研究者(本年度は小林多寿子,阿部晃士の各氏)や研究代表者・研究分担者による報告をもとに,社会学および社会心理学における多種多彩な調査を取り上げ,領域を越えた学術資源としてそれらを活用していく上での問題点をさらに明らかにしていくことに努めた。また,それに付随するデータベース(「職業」および「地域構造」概念の操作化に関するデータベース)の作成作業も継続した。
今年度の研究会では以下のテーマが取り上げられた。(1)ライフ・ストーリー研究におけるデータの収集とその解釈,(2)継続的に行われている複数の社会調査から得られたデータの時系列的比較,(3)自由回答データのコンピュータを用いたコーディングと統計分析,(4)既存の文献に掲載されている統計図表を用いてのデータ復元と二次分析の可能性と意義。
また,研究分担者の木村は,二次分析にもとづく研究を,アメリカ社会学会数理社会学部門・合理的選択部門合同ミニ・カンファレンスで報告し,海外の研究者との議論・意見交換を行った。
これらの研究会・カンファレンス等での議論を通じて,社会学・社会心理学における個別の研究テーマとそれにふさわしいデータ収集法およびデータ分析法の選択との関係について,多くの研究者がどのようにくふうをして研究を遂行しているか,そのノウハウに関する蓄積が,学術資源学の発展には欠かせないことが,あらためて明らかになった。そこで,自由回答データのコンピュータを用いたコーディングと統計分析や,既存文献の統計図表を用いた二次分析に関して,マニュアル作りに着手した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005 2004

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 政治態度和社会階層2004

    • Author(s)
      原 純輔
    • Journal Title

      当代日本社会分層(高坂健次編(張弦他訳))(中国人民大学出版社)

      Pages: 118-148

  • [Book] 社会調査2005

    • Author(s)
      原 純輔, 浅川 達人
    • Total Pages
      250
    • Publisher
      放送大学教育振興会

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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