2004 Fiscal Year Annual Research Report
情報の暗号化を伴うネットワークを活用した顎関節症患者の遠隔診断支援システム構築
Project/Area Number |
15659462
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
櫻井 直樹 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (50251830)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 正司 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50014098)
小林 博 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (00225533)
八木 稔 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (50157963)
寺田 員人 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教授 (00139312)
星名 秀行 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (30173587)
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Keywords | 診断支援 / インターネット / アンケート / 顎関節症 / ブロードバンド / ホームページ / 歯科開業医 |
Research Abstract |
1.遠隔診断支援システム構築のための予備的調査 (1)目的 本学では,本学各診療科専門医が協力し,顎関節症患者の診断や治療法に関して遠隔診断支援システムの構築を計画している。そのために予備的調査を行い,診断支援の必要性と適切な情報交換の方法について検討し,運用可能な顎関節症遠隔診断支援の形式を明らかにすることを目的としている。 (2)対象と方法 予備的アンケートの調査対象者は,新潟県歯科医師会全会員1310名である。診断支援に関する質問事項として,顎関節症患者の来院状況,2次医療機関への紹介率,診断支援に利用を希望する通信方法,診断支援の必要性,診査・診断機器の利用状況等についてである。 (3)結果 顎関節症患者は90%程度の歯科医院で治療していた。2次医療機関に紹介する割合は12%程度であった。診断支援に利用を希望する通信方法については,電子メールの希望が高かった。診断支援の必要性については,必要性を認めている回答が多かった。顎機能診断機器はとほとんど利用されていなかった。インターネットについては,約2/3がブロードバンド環境であった。 2.ホームページの製作 アンケートの結果を踏まえて顎関節症に対する診断支援システムのホームページを製作した。なお,URLは研究発表の都合上非公開とする。 3.咀嚼能力,歯牙ガイドの評価法の開発 咀嚼能力,歯牙ガイドの新たな評価法を開発した。
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Research Products
(4 results)