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2003 Fiscal Year Annual Research Report

タイの児童生徒の食生活・ライフスタイルの変容による問題と対応についての計量的研究

Research Project

Project/Area Number 15700478
Research InstitutionOtsuma Women's University

Principal Investigator

宇都宮 由佳  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 助手 (60348480)

Keywords北タイ / 児童生徒 / 食生活 / ライフスタイル
Research Abstract

本年は,初年度であるためデータ収集につとめた.8月に,児童生徒を対象にタイ語による記述式質問紙調査および文献・観察・面接聞き取り調査等でデータ収集を,また平成16年1月に補足調査を行なった.調査地区は.人,モノ,情報などの流通経路が1本の生活幹線道路でつながっているチェンマイ県チェンマイ市(都市),サムーン郡サムーン地区(農村),サムーン郡ボーケーオ地区(山村)である.
ここで小5,中2,高2を対象に,8月508名,1月108名質問紙調査をした.
質問紙の主要調査内容は1〜3の通りである.
1.児童生徒の属性等:居住地域,学年,性別,身長・体重(自己申告),家族人数・構成,両親の職業,1週間あたりの小遣い,親の収入(階層別),家電製品の保有状況など,
2.生活行動の実態:起床・就寝時刻,食事・間食の時刻・時間・回数,各食事の状況(有無,入手先,誰と,何を,どのくらい),欠食の理由,間食選択行動,マスメディア接触時間(テレビ,ラジオ,新聞・雑誌,漫画,パソコン),1日の運動量,その他生活行動(遊び,勉強,手伝いなど),
3.意識・生活価値観の実態:食生活を中心に欧米のファーストフード等及びタイの伝統的な食品についての意識や選択理由,選択しない理由,意識・価値観などである.
なお,摂食障害,児童生徒のOD(不定愁訴症候群),生活習慣病予備軍などの質問項目を用意し,それらに該当する児童生徒がいるかどうか現在,分析中である.
文献・観察・聞き取り調査:当該地域の経済化および情報化の現状については,地域内の商店の数や販売されている品物やPCの普及状況,耐久諸費財の普及率などを調査した.また,タイ王国統計局による諸統計および各県別統計については,ホームページで公開されている最新のデータを収集した.
これらの調査研究について,学会誌で2報,8月チェンマイで開催された国際学会ARAHEで口頭発表した.

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] UTSUNOMIYA, Y., MASUMOTO, K.: "Consciousness and value of children/Students and their parents in northern Thailand."J.Home Econ.JPn.. 54. 1031-1040 (2003)

  • [Publications] 宇都宮由佳, 益本仁雄, 大澤清二: "北タイの3地域における児童・生徒の食生活とライフスタイルについて"日本家政学会誌. 第54巻. 365-376 (2003)

  • [Publications] 益本仁雄, 宇都宮由佳, スィワナーソン・パタニ: "急激な社会情報化にとなう生活変容の軌跡 -北タイ農村10年間-"社会情報学研究. 7巻. 127-139 (2003)

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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