2005 Fiscal Year Annual Research Report
高専生のための自己啓発型「英語学習Javaアプリケーション」の開発研究
Project/Area Number |
15720139
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Research Institution | Hokkaido Institute of Technology |
Principal Investigator |
工藤 雅之 北海道工業大学, 工学部, 講師 (10321374)
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Keywords | 応用言語学 / m-learning / e-learning / 英語教育 / コンピュータ援用ドリル |
Research Abstract |
本年度の成果は以下のように、昨年度まで製作してきたCGI版アプリケーションを改良し、昨年度作成されたシングルタスクドリルの基本設計をもとに、Java版のアプリケーションを作成し、携帯Javaアプリケーションのプロトタイプを作成したことである。この成果は、高等専門学校の就学生のみならず、工業大学の学生にも応用できる。 1.Javaアプリケーションの完成から携帯版作成へ 昨年度作成したCGIベースのCALL教材は、6つのコンポーネントだったが、本研究の目的であるJavaベースのアプリケーションでは、簡便性、利用頻度などを考慮して、1)Sentence Maker, 2)Verb Locator, 3)Word Coll ectorの3つを移植した。 Java版の特徴は、その柔軟性でサーバーサイド技術であるJSPやインターフェイスの実行環境であるFlashを実装することができ、CGI版よりも高度な柔軟性を提供する。タイムアタックなどの付加価値をアプリケーションに与えることができた。またその結果、本研究の最大目的であった携帯電話への応用を実現した。まだプロトタイプではあるが、携帯電話へ移行できたことで、来年度からのBlended learningの実験に必要な環境が整った。 2.情報処理系の学会での発表 北海道情報シンポジウム2005及び、情報処理学会全国大会に「シングルタスクドリルの携帯電話への応用に関する研究」という題目で発表し、北海道情報処理シンポジウムでは、技術賞を受賞した。多くの情報系の研究者からさまざまな知見を得て、本研究に関る本質的な論議ができ、考察を共有することができた。また、情報系の学会で応用言語学の分野の研究者らと交流し、学際分野での本研究の意義を確認し、e-ラーニングの可能性をより拡げる成果となった。
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] "Cooperative Behavior Acquisition of the Autonomous Robots for a Seesaw Balancing Problem by Reinforcement Learning Mechanisms"2006
Author(s)
KAWAKAMI, T., KINOSHITA, M., KUDO, M., WATANABE, M., FURUKAWA, M., KAKAZU, Y.
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Journal Title
Smart Engineering System Design : Neural Networks, Fuzzy Logic, Evolutionary Programming, Data Mining and Complex Systems. (ASME Press) 未定(in press)
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