2016 Fiscal Year Annual Research Report
パフォーマーのプレゼンス――現代日本演劇における非=人間、新=人間的側面の研究
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15F15004
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
藤井 慎太郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10350365)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ROSNER KRISZTINA 早稲田大学, 文学学術院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Keywords | 演劇学 / パフォーマンス研究 / ポストヒューマン / ノンヒューマン / ロボット / パフォーマンス |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年度には、前年度に引き続いて研究代表者と研究分担者は定期的に議論・討議する機会を持ち、2016年7月にメルボルン大学にて開催されたパフォーマンス・スタディーズ・インターナショナル(PSi)に参加し、研究分担者が企画したパネルにおいて共同発表を行った。2017年6月にハンブルクで開かれるPSiの年次大会においても同様に、同一パネルにおいて共同で学会発表を実施する予定である。同時に、日本におけるドラマトゥルギーの研究と実践の発展にも寄与すべく、日本ドラマトゥルク連絡会にもともに参加を継続した。 また、研究分担者は梅田宏明や畑澤聖悟らの稽古場・ワークショップにも定期的に参加し、日本各地(東京、横浜、静岡)で開催される演劇祭、山口情報芸術センターおよび城崎国際アートセンターの文化施設、楽塾およびさいたまゴールドシアターのシニア劇団を視察調査した。その成果として、研究分担者は上記のPSiメルボルン大会においてパネルを企画し、同パネルで研究代表者とともに発表を行ったほか、2017年度にもさらに3つの国際学会(PSiハンブルク大会を含む)において口頭で成果を発表する予定である。英語で1本の論文がすでに出版され、2本が出版される予定であり、ハンガリー語で1冊の共編著を出版し、同書に1本の論文が掲載されている。 さらに研究分担者は、JSPSが主催するサイエンス・ダイアローグに参加し、豊島岡女子学園高等学校にて英語でレクチャーを行った。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)