2016 Fiscal Year Annual Research Report
異なる文化的背景における欺き行為に関与する神経基盤の幼児発達研究
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15F15008
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
開 一夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30323455)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MIYAUCHI CARLOS 東京大学, 大学院総合文化研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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Keywords | 社会的認知 / 欺き |
Outline of Annual Research Achievements |
人間のもつ社会的認知の中でも高次の機能の表れである「欺き」に焦点を当てて研究をした。当初は、子どもを対象とした文化比較的脳機能計測実験を行うことが目論まれ、東京都とサンパウロ州在住の幼児から成人までの実験参加者を対象に、NIRS・fMRI 実験を行い、社会性と個人主義的傾向・集団主義的傾向等の質問紙による調査も行う予定であった。これと平行して、MRI画像データを用いて、欺きに対して固有に活動する神経基盤の部位を特定する予定であった。年齢ごとにその部位の賦活を解析し、年齢による脳賦活の変化を明らかにすることで発達的・文化的要因を明確にする目標をたてた。 研究はブラジルと日本を跨ぐ、非常にチャレンジングなものであったが、ブラジルでMRI装置を使用できないことが研究途中で明らかになり、現時点では日本でカードゲームを用いた、「欺き」の研究を行うに留まった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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