2015 Fiscal Year Annual Research Report
エコパイプでじぶんのいえづくり体験! ワークショップのプログラム及び教材開発の実践
Project/Area Number |
15H00240
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Research Institution | Akashi National College of Technology |
Principal Investigator |
林 良美 明石工業高等専門学校, 技術教育支援センター, 技術職員
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Project Period (FY) |
2015
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Keywords | 教材開発 / ワークショップ / 空間 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的 本研究では, 建築学科の学生のサポートにより児童が“じぶんのいえづくり”を体験できるワークショップの教材開発とプログラムの提案を行う。身近な素材である「広告」を使ったワークショップを通して学生と児童が, からだ全体をつかって想像・創造する力を育み, 構想した空間を実体化できるものづくり体験の機会を与えることを目的とする。 研究方法 ② ワークショップで使用する材料や準備物の検討, 説明資料を作成し, 教材を開発。ワークショップでは、広告紙で作られたエコパイプを主材料に児童が入れる大きなドームを製作する。 ③ 平成27年6月5日, 本校で実施されている中学生の職業体験「トライやるウィーク」を利用し、中学生に対してプレワークショップを実施。中学2年生14名に、グループで紙パイプを使ったドームづくりを体験してもらった。 ④ 平成27年7月18日公開講座「新聞紙や広告紙で巨大ドームを作ってみよう」を実施。小学生12名、本校学生7名が参加し、児童が入れる大きさのドームを本校学生の協力の下、製作した。 ⑤ 広告や新聞紙を使ったものづくりについて調査するため、ワークショップ「チラシを使った行燈づくり」の教材を開発し平成27年8月29日, 30日に開催されたワークショップコレクションに参加した。参加者の保護者に対して「家庭でもものづくり」に関するアンケートを実施した。 研究成果 ワークショップ「新聞紙や広告紙で巨大ドームを作ってみよう」教材開発 身近なもので、空間を作れるワークショップの教材を開発した。 ワークショップ「チラシをつかった行燈づくり」教材開発・家庭でのものづくりに関する調査を実施 家庭でも実施できるものづくりワークショップの教材を開発し、保護者に対してアンケート調査を実施した。 調査より、家庭でのものづくりでは「作り方」「道具」「時間」「材料」が問題になっている事が分かった。
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Research Products
(2 results)