2017 Fiscal Year Annual Research Report
Platform for multimedia data protection and practical use based on user preferences against spoofing attacks in biometric information
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15H01686
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
越前 功 国立情報学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (30462188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場口 登 大阪大学, 工学研究科, 教授 (30156541)
山岸 順一 国立情報学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (70709352)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | コンテンツ流通・管理 / プライバシー / セキュリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は,[目的3]個人の意思反映となりすまし検知を実現するマルチメディア保護活用基盤の構築の3つの課題,[課題3-1]顔,声,身体情報の匿名化とエンハンスメントの基本検討,[課題3-2]送り手と受け手の意思を反映したマルチメディア情報の保護・活用手法の検討および[課題3-3]マルチメディア保護活用基盤の構築・実証実験に取り組んだ. [課題3-1]では,歩容から個人が許可なく特定されてしまうことを防ぐため,オートエンコーダ型のニューラルネットワークにより歩容を匿名化する新たな技術を提案した.本発表は高く評価され,WIFS2017でBest paper awardを受賞した. [課題3-2]では,CG画像と自然な画像を自動で識別するニューラルネットワークを提案し,その有効性も示しWIFS2017で発表を行った.さらに,コンピュータにより生成されたテキストと人間が作成したテキストを識別する手法を提案し,PACLING2017およびAPSIPA ASC 2017で発表を行った. [課題3-3]では,2015年に開催した話者照合システムの生体検知精度を競ったASVSpoof2015を詳細に分析し,また,その後発表された生体検知技術も含め,声の詐称検出がどこまで向上しているかをジャーナル論文としてまとめることも行い,Impact factorが5.301と非常に高いThe Journal of Selected Topics in Signal Processing (J-STSP)に採択された.また,被写体が属するコミュニティ内外におけるプライバシポリシを埋め込んだタグ:PrivacyTagを用いて,コミュニティ内外で当該人物の顔領域を適応的に保護する手法を検討・評価した.本発表は高く評価され,IFIP I3E2017でBest paper awardを受賞した.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(26 results)