2019 Fiscal Year Annual Research Report
GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発
Project/Area Number |
15H01782
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 地理情報科学 / 教育 / 実習 / 教材 / ソフトウエア |
Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトでは、地理情報システム(GIS)の操作方法を系統的に学ぶ無償のオンライン教材である「GIS実習オープン教材」の構築を5年間にわたり行ってきた。今年度は、最終的な内容の追加や更新を行い、教材をほぼ当初の予定通りに完成させた。その結果、教材へのアクセスが飛躍的に増加し、月あたり約5万ビューに達するに至った。また、アクセスログの解析から、大学などの教育機関、研究期間、行政、民間企業、一般市民といった多様な組織や人々からのアクセスが確認され、教材が日本におけるGISの広汎な普及に寄与していることが判明した。このような教育面での貢献により、本教材の制作者のグループ(研究代表者の小口、研究協力者の早川裕弌氏と瀬戸寿一氏、研究支援者の山内啓之氏を含む)が、2019年のGeoアクティビティフェスタで入選し、国土地理院から表彰された。 本教材の学習効果を調べるために、東京大学理学部地球惑星環境学科などで教材を用いた授業を実践し、受講者にアンケートを実施して結果を分析した。その結果を日本地理学会の機関誌 E-journal GEO の論文などで公表した。さらに対象者を広げた教材の普及活動も実践し、日本地球惑星科学連合の大会の際に説明会を行い、中高生向けのGIS活用ワークショップを実施した。後者は、日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」の制度を活用し、「デジタル地図とスマホ、ドローン、3D プリンタで自然環境と人間生活を調べよう!」のタイトルで2019年8月17日に東大柏キャンパスで実施した。この際には、GISの基本概念、GISによるデータ処理手法、およびドローンなどのGIS関連機器の活用手法などを解説した。 また、英国の Vincent Tong 博士らと連携し、アメリカ地球物理学連合の大会などで本教材と関連する招待講演を行うなど、国際的な活動も行った。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(25 results)
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[Presentation] Training of Geography teachers for environmental education in cooperation with a local museum2019
Author(s)
Yamauchi, H., Ogura, T., Sumikawa, S., Asano, S., Oguchi, T., Ishibashi, I.
Organizer
AGU Fall Meeting
Int'l Joint Research
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