2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of new breeding technology for marine fish using full-life cycle aquaculture system and genome editing
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15H02459
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松山 倫也 九州大学, 農学研究院, 教授 (00183955)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北野 載 九州大学, 農学研究院, 助教 (30635008)
坂口 圭史 九州大学, 農学研究院, 准教授 (50396280)
長野 直樹 宮崎大学, 農学部, 教授 (50437943)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | ゲノム編集 / 攻撃性 / 生殖 / TALEN / マサバ / カタクチイワシ |
Outline of Annual Research Achievements |
マサバに関して:標的遺伝子を生殖関連遺伝子から攻撃行動関連遺伝子(AVTR-V1a)に変更する研究方式の見直しを行い、F1世代を再度準備した上で、F2世代の作出・育成をやり直すことにした。平成30年度に作出したF1系統の内、両アレルに変異が導入された雌1尾と雄4尾を、令和元年度5月に交配させたが、卵質が悪く、受精卵を得られなかった。そこで、両アレルに変異が導入された雌1尾に対して、片アレルに変異が導入されたヘテロKOの雄8尾を交配に供した。その結果、F2世代の受精卵を得ることに成功した。遺伝子解析の結果、F2系統においては、1:1の割合でホモKO個体とヘテロKO個体が出現し、ホモKO個体21を得ることができた。 カタクチイワシに関して:黄体形成ホルモン(LH) を標的とし、TALENを用いたKO個体の作出を試みた。F0世代の遺伝子系を解析した結果、有効変異導入率は54.6%~100%であった。成熟体長に達したF0世代の生殖腺組織観察の結果、卵黄蓄積卵は認められたが、成熟卵はなかった。一方、野生型では最終成熟期(核移動)に達していた。また、野生型が産卵を行ったのに対し、変異導入群では産卵は認められなかったが、さらに、下垂体における遺伝子発現量を解析した結果、野生型と比較して変異導入群では雌雄ともにlhb が有意に減少していた。以上、カタクチイワシではlhb の機能欠損により雌が不妊化されることが示唆された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] Production of AVTR-V1a2 knockout strain in chub mackerel, Scomber japonicus, by genome editing with TALEN.2019
Author(s)
Sakanoue R, Ohga H, Shibata K, Nagano N, Kitano H, Sakaguchi K, Kuhara S, Tashiro K, Kim S, Nagasako T, Uchida S, Sakuma , Yamamoto T, Gen K, Fujiwara A, Kazeto Y, Kobayashi T, Ohta K, Matsuyama M
Organizer
Marine Biotechnology Conference 2019 in Shizuoka
Int'l Joint Research
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