2019 Fiscal Year Annual Research Report
Theory and Applications of Kinetic Computational Geometry with Uncertanity
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15H02665
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
徳山 豪 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40312631)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小池 敦 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (20639166)
全 眞嬉 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (80431550)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 計算幾何学 / アルゴリズム / 理論計算機科学 / 動的計算幾何学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、計算幾何学における曲線族のデジタル化の性質について、新しい知見を与えた論文を、権威ある国際学会であるESA(European Symposium on Algorithms)で発表した。これは、曲線族の位相的な性質を保ちつつ、デジタル平面に同時に埋め込む問題であり、元の曲線たちをどこまでよく近似できるかという限界を、ディスクレパンシー理論という数論の理論を用いて解析するものである。このテーマに関しては、従来は直線族でしか実現できていなかった課題であり、これを、広い範囲の曲線族に拡張した。 また、点集合の等距離埋め込みに関する新しい成果の研究を行い、その初期的な成果を韓国で行われた国際ワークショップWAAC2019で発表した。これらの学会出張の旅費及び参加登録料に、本科研費を使用した。また、近年の人工知能の汎用化に対応して、深層学習を用いた幾何学的な対象の機械学習に対する研究も行い、幾何学的な手法を用いた深層学習への説明付与などの研究にもテーマを広げた。これらの成果は、顔認識の国際会議FG2019およびニューラルネットワーク分野の国際会議ICANN2019で発表した。これらの発表は、東北大学の、共同研究者の全が指導する学生たちが行い、その旅費の補助を本研究費から拠出した。 また、国内の学会や研究会での学生発表や、計算機実験による実証などを行い、その経費を本研究費から拠出した。また、本科研費テーマの研究成果のまとめや啓蒙活動を行った。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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