2017 Fiscal Year Annual Research Report
Sophistication of multifunctional archives with skill elements for preserving traditional skills
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15H02769
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
渋谷 雄 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (70226190)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳田 哲也 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (00191601)
山本 景子 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 助教 (10585756)
辻野 嘉宏 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (20172009)
小山 恵美 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (80346121)
野宮 浩揮 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 准教授 (80533116)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 伝統技能 / 動作学習支援 / 瞬間的判断 / 動作解析 / 茶道手前 / ビデオ映像 / 茶道家 / タメ・キレ |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度の伝統職人を対象としたインタビューから明らかになった「タメ」と「キレ」が存在する作業動作や作法について、茶道手前の所作を対象として「タメ」と「キレ」の「ある所作」と「ない所作」を茶道家(AとB)に実施させ,正面・左側面・右側面から撮影したビデオ映像を記録した。その後、ビデオ映像(正面)を茶道家(A)に見せ,どのような動作時(所作)に「タメ」と「キレ」がどの程度(時間)存在するのか?主観的に評価(聞き取り調査)させた.その結果,「タメ」と「キレ」の「ある所作」は「ない所作」に比べて手前開始から終了までの時間が長く,5分程度の茶道手前中,茶道家Aが実施した「タメ」と「キレ」のある所作では、11カ所の「タメ」と5カ所の「キレ」が確認できた.しかし茶道家Bが実施した所作では18カ所の「タメ」は確認できたが、「キレ」は確認できなかった.これらの結果を詳細に記録して電子化し,技能教示研究グループにデータを提供した. 伝統技能における様々な動作の解析ならびにタメ・キレの有無による動作の違いを明らかにするため,2つの映像を同時に再生し,再生中に動作の種類やタメ・キレの出現などのアノテーション情報を映像上に表示する映像解析ツールを構築した.また,ダンスやスポーツあるいはけん玉等を例に取り,高度な動作学習を支援する手法の提案を行った.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)