2017 Fiscal Year Annual Research Report
Inquiry of value of developing Academic Portfolio and support for its dissemination
Project/Area Number |
15H02925
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
栗田 佳代子 東京大学, 大学総合教育研究センター, 准教授 (50415923)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 塁 東京大学, 教養学部, 特任助教 (50755816)
尾澤 重知 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (50386661)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アカデミック・ポートフォリオ / ティーチング・ポートフォリオ / 作成支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、平成27年度および平成28年度に実施した文献研究、アカデミック・ポートフォリオ作成ワークショップおよびインタビューなどの結果をふまえて下記の実施を行った。 1)アカデミック・ポートフォリオ作成ワークショップ開催における合理的作成プロセスの確認:アカデミック・ポートフォリオ作成ワークショップを開催し、アンケート調査を行いメンティー(作成者)の作成プロセスに対する満足度や作成効果の検証と、メンター(作成支援者)の作成支援の効率化についての振り返りおよびインタビューを行った。アカデミック・ポートフォリオ作成ワークショップの実施要項や作成ガイド、また、メンターの支援プロセスが確定した。 2)ティーチング・ポートフォリオ・チャート作成ワークショップの開発:アカデミック・ポートフォリオの作成コストと普及可能性の検討の観点から、その部分セットであるティーチング・ポートフォリオについてのチャート作成についてのワークショップを実施し、短時間実施の自己省察の満足度や作成支援の方法である相互メンタリングの効果についてアンケート調査を行った。調査結果から、自己省察および作成支援に対する満足度は高く、チャートの普及可能性が示唆された。この結果は構造化アカデミック・ポートフォリオ・チャートの作成ワークショップでも確認されており、チャート自体の独自的普及の有効性が示唆された。 3)得られた知見の公開:アカデミック・ポートフォリオ普及の支援を目的としたパンフレットの作成を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)