2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of obesity prevention by exercise training and nutritional intervention through brown adipose tissue enhancement
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15H03100
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 褐色脂肪組織 / 運動 / 内臓脂肪 / 体脂肪 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在,ヒト褐色脂肪の検出には18F-fluorodeoxy glucose (FDG)-PET/CTがいわゆるゴールドスタンダードである(Saito et al. Diabetes 2009)が,装置が高価,被曝,2時間に及ぶ寒冷負荷が必要,などの欠点が見られる。そこで,組織の血液量(T-Hb濃度)を定量化できる時間分解近赤外分光法(TRS)装置を用いた褐色脂肪密度の評価の妥当性を報告した(Nirengi et al., Obesity 2015)。TRSにより測定したT-Hb濃度により評価される褐色脂肪密度は,男女差はなく,年齢とともに低下し,褐色脂肪密度が低いと体脂肪率や内臓脂肪面積が高い結果が得られ,PET/CT測定の結果と一致した(Fuse et al., J Biomed Opt 2018)。また,測定日の4,6週間前の平均気温が4,5℃よりも低下するとT-Hb濃度が有意に増えることを確認した(Fuse et al., J Biomed Opt 2018)。 熱産生作用を有するカプシノイドの8週間の投与により,鎖骨上窩のT-Hb濃度は有意に増加した(対ベースライン比平均46%増加)(Nirengi et al., J Biomed Opt 2017)。さらに、12週間のカテキン含有茶の投与により、茶カテキン群の鎖骨上窩のT-Hb濃度が,有意に増加した(対ベースライン比平均19%増加)(Nirengi et al., SprngerPlus 2017)。現在、運動習慣や運動トレーニングと褐色脂肪組織との関連について検討している。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)