2017 Fiscal Year Annual Research Report
Social Welfare Reform under the Urban-Rural Integration in China: In Search of the East Asian Welfare Mix
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15H03133
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
澤田 ゆかり 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50313268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
包 敏 広島国際大学, 医療福祉学部, 准教授 (00352013)
沈 潔 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20305808)
李 蓮花 東京経済大学, 経済学部, 准教授 (30373038)
朱 民 千葉商科大学, 商経学部, 准教授 (30634216)
于 洋 城西大学, 現代政策学部, 教授 (60386521)
真殿 仁美 城西大学, 現代政策学部, 准教授 (70412781)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 社会保障 / 中国 / 医療 / ケア / 民間組織 / 生活保障 / 社会保険 / 高齢化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究「中国の都市と農村の一体化における社会保障改革:東アジア型福祉ミックスの可能性」は、現在進行中の中国における都市と農村の一体化改革において、地方政府が民間の資源を調達する過程と成果を分析し、中国の社会保障コストの担い手を明らかにすることにより、我が国を含む東アジア型福祉ミックスの可能性を探索する研究である。 平成29年度は、(1)前年度に行った中国・安徽省の民間組織に対するアンケート調査の集計・分析を行うとともに、集計結果をウェブ公開した。また回答を寄せた民間組織のなかから代表例を選び2017年9月18日から9月24日にかけて現地でのフォローアップのための聞き取り調査を行った。(2)国際会議の開催:当該アンケート調査のカウンターパートである安徽財経大学の秦立建准教授を日本に招聘し、アジア政経学会にて国際会議(公開)を2017年10月21日に開催した。(3)国内調査:秦立建准教授とともに日本の社会保障・医療の専門家に対して聞き取り調査を行った。(4)現地調査:中国各地にて各自が現地調査を行い、その結果を定例研究会で共有した。(5)定例研究会の開催: 年間を通して6回の定例研究会を行い、研究分担者と研究協力者が各担当分野の報告を行った。(6) 国際会議への参加:2017年9月16日~17日にかけて中国・南京市にて開催された国際シンポジウム 「第13回社会保障国際フォーラム:社会保障と経済発展」に5名(澤田、沈潔、朱珉、李蓮花、張継元、包敏)が参加し、報告または討論を行った 。澤田は9月19日に安徽財経大学の大学院にて日中の高齢化と在宅サービスに関する招待講演を行った。(5)日中社会保障研究会と合同で、金貝氏(政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター)による中国の医療制度改革の研究報告会を行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)