2018 Fiscal Year Annual Research Report
Study of Literary Activities in Japan of the Rikkokushi's period, the 8th and 9th centuries
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15H03184
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
高松 寿夫 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40287933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 貴美子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20386569)
陣野 英則 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40339627)
新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 名誉教授 (50094066)
松本 直樹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50239109)
吉原 浩人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80230796)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 六国史 / 懐風藻 / 渤海使 / 日本漢文 / 漢文電子化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度の具体的な研究計画は、次の4項目であった。「1.諸文献の電子テキスト化」、「2.注釈作業」、「3.『六国史時代漢語集成』の編集」、「4.近世六国史関連研究文献調査」。各項ごとの成果は次のとおりであった。 1.すでに業者委託によって電子化の基礎作業が終了している『寧楽遺文』のデータの校正作業の続きを、大学院生の分担作業により行った。ダブルチェックもほぼ完了した。データは本研究の関係者間で共有し、今後の研究に利用することが可能となった。将来的には一般公開の方法を検討している。さらに今年度は『浄名玄論略述』の電子化も、業者委託で行った。今後、『日本詩紀』『古京遺文』『寧楽遺文』と同じ要領で、校正作業を行う必要があるが、本研究の期間内では不可能なので、今後の課題となる。 2.昨年度に引き続き、『懐風藻』と渤海使関係文筆資料の注釈作業を行った。『懐風藻』は、8月1月以外の毎月研究会を開催、計10回の研究会を開催した。1回につき3首ずつ検討し、計30首の検討を終えた。研究会での検討を経て、担当者各自が改稿を加えることになっている。渤海使関係文筆資料については、原則隔月開催の研究会を計6回開催し、『日本後紀』『類聚国史』掲載の資料についての検討を行った。研究会での検討を反映させた注釈稿を、『早稲田大学日本古典籍研究所年報』第12号に掲載した。 3.以前の科研費研究で作成した『8世紀日本漢語集成』作成の要領で、作業を進めた。 4.本年度は中国遼寧省図書館・宮城県図書館等で文献調査を行った。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(34 results)