2018 Fiscal Year Annual Research Report
Linking Cloth-Clothing Globally
Project/Area Number |
15H03233
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 桂子 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 教授 (10551137)
角田 奈歩 東洋大学, 経営学部, 准教授 (10623209)
後藤 絵美 東京大学, 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク, 特任准教授 (10633050)
竹田 泉 成城大学, 経済学部, 教授 (20440216)
鵜飼 敦子 東京大学, 東洋文化研究所, 特別研究員 (30584924)
飯田 巳貴 専修大学, 商学部, 准教授 (00553687)
井上 直子 城西大学, 経済学部, 准教授 (80727602)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 織物 / 繊維 / 廉価化 / 消費 / 衣類 / ファッション / グローバルヒストリー / 交織 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である今年度は、国際的な学会での発信と成果発表公刊およびその準備に注力した。このプロジェクトの目的である、糸布衣の製品形態、毛絹綿麻の繊維を横断し、地域も横断した世界史研究というテーマを如実に反映した会議を運営することができた。 4月、ベルファストでヨーロッパ社会科学史学会(ESSHC)でパネルを開催した。8月には世界経済史会議パネルを行った。11月にはTextile Historyの記念会議で研究代表者が発表した。3月に国際会議 Textile and Materiality:Mixing Fibres East and Westをヴェニスにて開催した。 一方、共同調査も海外を中心にすすめ、サブプロジェクトであるアフリカへの織物輸出について、9月イギリスとオランダで調査と研究会を行った。もう一つの衣の世界史を推進するプロジェクトでは、バニヤンと小袖について調査と研究会を9月と1月に、ミシン導入についての研究会を9月に、18、19世紀の衣における赤・青・白の色の取り入れについての会議を11月に、スポーツウェアのグローバリゼーションの会議について2月に行った。 成果発表のまとめとしては、科研の初年度に行った会議の諸成果の英語論文集の編集を終え、今年度刊行することができた。一方、科研全体の成果として「糸布衣の世界史」の本のための編集ミーティングを二回行い、内容を詰めた。また2019年に刊行予定のDressing Global Bodies(Routledge), 2021年に刊行予定のGlobal History of Fashion(Cambridge UP)への単著・共著論文の寄稿に関して、ミーティングを行い調査執筆を進めた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(48 results)